母ちゃん大失敗
母ちゃん大失敗
腰抜かしと血便と
6月下旬凛太郎くん、朝のシッコ(ウンチ)のため、庭に出て帰ってきたら腰が抜けたようになって、コルクマットの上で動かない。また椎間板が出た?
でも痛みで震えてないから違うのかな?凛太郎にとって心理的ショックなことがあったかな~と振り返ってみる。思い浮かばない。
ちょっと思いついことがあったので、即実験。つい最近買った、パワーバランスがワンにも効くかどうか。凛太郎の腰にパワーバランスを置き、その上からマイクロフリースで暖めてみた。大人しくされるまま。
数分後、凛太郎は自力で洗面所マットに移動(凛太郎はマット好き)。パワーバランスってワンにも効く?
暖めてやったら自分で動くようになったし、好きなものは食べる。でも抱いたら「うーーー」と唸った。痛いのかな~。単に唸ったら母ちゃんが優しくなるという学習の成果かな~。ヘルニア騒動以来、大事にしすぎて、ちょいと図に乗ってわがままが過ぎている感のある凛太郎。
ふと思いつき、某ユニクロのヒートテックのパッチ(お尻に穴があいたもの)の太腿部分を切り取って即席腹巻、凛太郎に着せてみた。温めたらいいかもという発想の行動。
具合が悪かったせいか、少しの間は着用していたが脱ぎにかかった。ま、自分で脱げたら元気な証拠。
庭に出て、凛太郎のウンチが目に入ったので、傍まで見に行った。大きくて太いのが1本と少し離れて一回り細いのと2本あった。細い方に何やら赤い繊維のような線が。あれ?何か赤いもの食べたかな?台所で何か落としたかな?赤いものは食べてないよな~。とこの時母ちゃんは気になりながらもまだ呑気だった。
そして、めずらしくもう1回ウンチ。凛太郎はだいたい朝夕2回。庭は結構広いので、ウンチを見つけたら、穴を掘って埋めるということをしているが(散歩時のものはトイレに流す)、普段元気なので、あまりウンチの様子を気にしていなかった。
でも、この日はさっき見つけたウンチのことが気になっていたので、すぐに見に行ったら、、、
粘膜便風&血便。臭いをかいだらすっぱいような臭い。でも、凛ちゃん、それが出てからなんか急に元気になっている。
しかし、母ちゃんは血の気が引き、心臓ドキドキ・パニック~~。けれどもウンチを仔細に観察、付近に落ちていた血痕も発見。
あわてて病院に電話をして、ウンチと血痕を染み込またティッシュ持参で連れて行った(上野の方に全国的に有名らしい動物病院がある。土日もやっている)。
動物のお医者さん曰く「肛門付近の出血だとお思います。大きなウンチが出た時とかによくあります。心配はいらないと思いますけど、腸内菌のバランスが悪いみたいなのでワカマツかビオフェルミンかオリゴ糖のどれかをあげてください。黒いウンチの場合は大腸で出血している心配がありますが、あのウンチなら大丈夫です。」
良かった~~~
ほんま 凛太郎に何かあったら すぐにうろたえてしまう。。。
ワンも人間のお薬でいいのだ。知らなかった。
診察を終えたボス猫と凛太郎の2匹は安心して緊張感も解けた。
その夜、調子に乗った母ちゃんは、凛太郎にまたもや腹巻をつけ、その間にパワーバランスをしのばせた。
時刻は午前3時。ちょっとはまっていた「某作家にするプロジェクト」に原稿入力。はまると楽しく、つい時間を忘れる。お風呂に入って寝ようとした時刻は午前4時。
さあ、寝ようと寝床に行ったら、さっきまで歩けていたのが完全に腰抜け状態。
ありゃ~。
前足だけで方向転換を繰り返しながら、なんとか居心地を良くする方法を探しているのだが、うーうー唸って、どうにもならない様子。震えはない。腹巻は外してある。
何が悪かったんだろう~。パワーバランスやろか?
この前、治したときはどうしたっけ?と焦るとますます思い出せない母ちゃん。とりあえず、唸らない場所はどこだろう優しく「手当て」。この時は腰。
自分の呼吸も整え。「治してやりたい」とか「どうしてやったらいいの?」とか、全ての思考を停止して、自分の体の力を抜き、クォンタムタッチをしながら自分の呼吸音を聞いていたら、思い出した。
そうや、前回は背中のカワを引っ張たらようなった。でも今日も同じで効くかどうかはわからないけど、やってみよ。
凛太郎のカオを見ながら、静かに背中のカワをつまむ。イヤじゃないようだ。場所を変えてゆっくりカワを動かす。これもイヤじゃないようだ。お尻の付け根のカワがやはり分厚い。これアタリ?
静かに優しくつまんでいたら、まどろみ始めた。寝たのかと思い、離すと半身を起こしてこちらを見る。
「もっとかいな」と、母ちゃんはさらに続ける。いらんことした母ちゃんが悪いよな。
と、ここで昨夜のことを思い出した。凛太郎のお腹マッサージのつもりでちょっと強めのグリグリしたら嫌がったのは昨夜やったな。あれが血便と腰抜かしの原因やったんやろか~~。なんかお腹が変にグリグリしてたもんなー。
しばらくして、やめたら、また半身起こしてこっちを見る。半身起こせるのやから、かなり大丈夫やと勝手に思い、母ちゃんも眠くなってきた。
外も白白と明けだした5時に、凛太郎くんはようやく満足してくれたような、、、。
ほんま、ごめん凛太郎。母ちゃんが悪かった。
けど、ま、悪いもんが出たと思ったらラッキーやん。と前向き母ちゃん(オイオイ、チガウやろ)
腰抜かし、血便、腰抜かし 長い1日だった。